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[26.1.28 全体研修]

令和8年1月28日、びんごの全体研修を行いました。

各当事者の家に分かれて参加できる介助者が集まり、各家をzoomで繋いで今回のテーマ「自然災害発生時の業務継続計画」について話し合いを進めました。

まず始めに京楽副代表の挨拶から始まりました。

今回の全体研修はもはやいつどこで起きてもおかしくない大地震、特に今後来るであろう南海トラフ巨大地震に備える物で、副代表の言葉からは災害への危機感がヒシヒシと伝わってきました。


続いてzoomの動画共有で大地震のニュース動画や地震対策のYouTube動画を観ました。

それによってわかったのは、

・地震時の危険は「落ちる」「倒れる」「移動する」「飛ぶ」の4つ

・特に腰より高い位置にある物は、凶器となる可能性が高い

・「危ない」と感じた物を把握する。

・下ろす/固定する/避難経路から遠ざける。

・家具固定、耐震ラッチ、すべり止め棟は安価でも効果が高い減災対策

・防災は「特別なこと」ではなく、日常の延⾧で行うことが重要。

というものでした。


そして一旦、40分間各当事者の家に分かれてのグループワークを行いました。

それぞれの家の大地震が起きた時の危険箇所や問題点を洗い出し、それに対してどう対処すればよいかを考えました。

押入や棚の物が飛び出して落下する危険性や、それによって床に落下物が散乱して人や物の移動の妨げになる可能性など、想定していたつもりでも想定外の危険性をはらんでいることに気付きました。

加熱式加湿器は倒れて熱湯がこぼれたりかかったりとやけどの危険性があり、割れた窓ガラスも危険です。

そして何より僕たちの命を繋いでいる人工呼吸器や吸引器の落下や架台の転倒は命に関わるもので、電気、ガス、水道などのインフラが止まれば、経管栄養もできなくなります。こちらも命に直結する問題です。

さらには通電火災という二次災害も起こりえます。


それらへの対策としてグループワークでは

①家具、家電の固定、すべり止め設置・落下しそうな物を紐、テープ、重り等で固定、戸棚が開かないように扉や引き出しをロックする。

②窓ガラスへの飛散防止フィルム貼り付け

③地震発生時に扉を開け、避難経路を確保、手動の車椅子を使う

④備蓄(飲料水、非常食/バッテリー/携帯トイレなど)

⑤防災セットの事前準備

などの様々な意見が出ました。


その後はzoomでそれらを発表し合いました。


まとめとしては:

・地震発生時は通電火災防止のためにブレーカーを落とすことが重要

・電機・ガス・水道が止まることを前提とした備えが必要

・医療機器利用者にとっては電源確保、予備バッテリーが特に重要

・各家庭の課題を踏まえ、日常生活の中で継続的に対策を進める必要がある。


という結論に至りました。


僕個人としても、まだまだ防災意識が足りないことに気付かされました。いつまでも入院していた頃の気分のままではいけないと、改めて感じる全体研修となりました。


当事者スタッフ 松田

 
 
 

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